大阪府政策企画部の松井さん(左)から「人口減少時代の自治体経営改革」についての長文のメールを頂いた。あの本の初めての読者からの声。ちょっとうれしくなって、大阪市役所での打ち合わせの帰りに、松井さんに府庁までお目にかかりに伺った。ポイントは超長期の予算シミレーションの重要性。部下の川本さんも加わり意見交換。超長期で予算シュミレーションをしていくと様々な課題が見えてくる。自治体が独自で解決できる問題ももちろん多いが、その一方で自治体では解決できない問題も多々ある。そのひとつが人口減少だし、もうひとつは金利の上昇。大阪府で6兆円もの地方債を抱えている。金利が1パーセント上がれば600億円の利払い増加。あっという間に歳出構造が大きく変化する。金利をコントロールすることはできないので、色々なシナリオでシュミレートして対策を事前に講じておくということが重要ということだ。
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