金曜日の夜、仕事を終えて長友先生に西麻布の真由膳に連れて行って頂く。京都出身の谷澤眞由美さんがご主人をされる、おばんざいのお店だ。関西に行けば、おばんざいのお店はたくさんあるけれど、東京には少ない。ちょこちょこと、いろいろななものが食べる、いかにも長友先生好みのお店だ。親交の厚い伊集院静さんが、日経の懸賞小説の審査員になったこともあり、大庫さんも小説を書きなさい、と勧められる。小説は無理です、と答える。でも、小説家にはあこがれるし、学生時代は、数学者かさもなければ映画監督になりたかった。どちらも、クリエーターだ。だからこそ、アートディレクターの長友先生との交遊も続いている。焼酎のお湯割を手に、長友先生ご機嫌のFriday Nightだった。
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