土曜日、村上春樹の「職業としての小説家」を読了。あまり期待せず読み始めたが、ハルキストではないが面白かった。村上春樹がどのようにして小説を書くがよく分かる。小説ではないが論稿を執筆している私にとって、役立つことばかりだった。自分が楽しむために書く。それが一番のようだ。
人気作家の中には、読んでいて読者が書いてもらいたいことを意識して書いていることがありありと分かる人がいる。消費財のマーケティングならともかく、文芸作品でそうするのはどうかと思う。
楽しんで書いて、それでいて多くのファンがいる。そんな執筆者になれたら、どんなによいことだろうか。
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