上山教授の依頼で参議院議員会館で朝の勉強会の講師を勤めることに。朝7時50分に秘書の方と落ち合い、会議室に。相手が政治家の先生ということで選んだテーマは、公営企業債の改革。実は、水道料金の1割近くは利払いに消えていく。なぜかと言えば、30年の超長期で、しかも固定金利で借りているから。今となってみれば、市場金利は恐ろしく低い。でも、住宅ローンのように簡単に繰り上げ返済はできない。ペナルティの費用を考えると、繰り上げ返済する意味はなくなる。高い金利は、簡単にいえば国の懐に入る。国は、地方に資金を出し、また、地方は高い金利を払う、歪な構造。こうした仕組みを変えられないか、提案をして来た。
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