
水曜日、新千歳空港で豚丼。ドライブインいとう、という空港には似つかわしくない店名。きっと本店が帯広かどこかでドライブインで評判を呼んで新千歳空港にも出店したのだろう。
豚丼を食べるたびに、帯広でしか見ることのできない、ばんえい競馬を思い出す。また、行きたいな。

火曜日、仕事を終えて宿泊中のホテルへ。ふと見れば、すすきのの大観覧車のるべさ。北海道の方言で、乗ろうよ、ということらしい。冬の空に輝く光の輪が印象的だった。



月曜日、次週から参画してもらう加納さんと札幌駅北口のすしところ北斎にて会食。データサイエンティストであり、スノーボーダー。だから冬は北海道にいたいという。色々な人生があっていいはず。話題は自然とダイバーシティとなっていた。

いつものように実家に向かう途中の日暮里駅、コンコースで見つけたのはHappy Toy Project。クリスマス前になると、プレゼントを何にしようかと考えるのも随分昔のような気がする。それだけ子供たちもおおきくなったということか

土曜日、村井正誠記念美術館での絵画教室も終わり、ダラダラと自宅で過ごす。かつて読んだ筒井康隆の「文学部唯野教授」と今野浩の「工学部ヒラノ教授」を読み比べ。どちらも大学の実態を赤裸々に暴く小説。
小説としては「唯野教授」に軍配。やっぱりプロの作家である筒井康隆の巧みなプロット、登場人物のキャラは、よく考えるなと頷ける。でも、そうとうなパロディであることには間違いがない。
一方、「ヒラノ教授」は小説の名を借りたノンフィクション。ORや金融工学の教授として、東工大や中央で教鞭を振った氏の体験が至るところに。それ故に、がんじがらめな教授の仕事にどこか哀愁が漂っているように読めてしまう。