
「地球上の中華料理店をめぐる冒険」を読了。グルメ本の体裁をした、世界中に広がる華人のケーススタディ。母国を離れ、彼の地にローカライズしていく物語。その地域に合わせて変化していく料理と華人の生き様が重なり合う。

土曜日、父の3回忌。小菅の正覚寺での法要を終えて北千住のさかなや別邸で会食。15歳年上の従兄弟から、父の若い時代の話を聴きながら、魚料理を満喫。北千住に、この店あり、のクオリティに舌鼓。食いしん坊の父を思い出す。

金曜日、京橋でお仕事。かねてから目をつけていたDobroでランチ。日本でここだけのクロアチア料理専門店。チキンとチャバピという肉棒の郷土料理。塩味主体の味付けにお好みでオニオンソースをつけて食べる。ちょっとクセがあるが滋味。奥が深そうな感じ。再訪して、その奥を覗いてみようと思った。

木曜日、今年もまた北の大地のアスパラガスをクライアントから頂いた。早速、家内がベーコンと一緒に炒めてくれた。函館から後生大事に持ち帰った10Rの自社農園で栽培した葡萄から作った「森」と合わせれば、北の恵みに包まれる。幸せなとき。

水曜日、長年のお付き合いの経営者と乃木坂のしんで1年ぶりに会食。日頃からお手伝いしている関係で接点はあるものの、久しぶりにじっくりとお話しを伺う機会となった。和食の極みのような引き算の料理、淡い味わいながら輪郭のとれた旨みを二人で堪能しながら、話は尽きない。