新天地公園の近くにみつけた和菓子屋、島々。試みに食してみれば旨い。口上にあるように自然材料の味。それとどこかモダンな味わい。広島の奥の深さを感じた。
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夕食は息子のリクエストで広島風お好み焼き。選んだのは、新天地にあるみっちゃん。大抵は広島空港で食べているので、実に十年ぶりくらいに訪れた。
まだ17時30分というのに、小一時間ほど待たされた後、そば入りのお好み焼きを注文。鉄板に置かれたお好み焼きをヘラで2センチ四方ほどに小さく切って、そのままヘラで口に運ぶのが広島流。慣れないとなかなか上手く口に入らない。息子は途中から箸を使い出す。まだまだ修行がたりないようだ。
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男二人旅の2日目、旧・海軍兵学校に向かう。ホテルの桟橋から江田島まで高速艇で20分の船旅。そこからバスで5分。今は海上自衛隊第一術科学校となっているが、昔からの建物が残る。長い廊下にあの時代の幹部候補生たちの声が今でも聞こえてきそうである。
お昼に海軍カレーを食べ、フェリーで呉に渡る。大和ミュージアムも大勢の人で溢れていた。日本に技術力が育まれて今日の国際競争力に結びついた歴史が展示されている。
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夕食は新天地公園近くの三代目石まつ。いつもいく日本酒バー小石の母店。ひろ音戸の榎酒造の華鳩を舐めながら、息子と二人で瀬戸内の魚に興じていた。
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火曜日、この日から愚息と男二人旅。何を思ったか、広島に行きたいという。初日は定番の原爆ドームと平和記念館。自分の修学旅行以来37年ぶりに入館した。欧米からの来訪者も多い。寡黙に展示物を見つめる息子の姿を静かに眺めていた。
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